オオサンショウウオは日本固有かつ世界最大の両生類で、国の特別天然記念物に指定されています。夜行性の生物で非常に見つけにくく、生息調査でもなかなかみつかりません。その生態についても詳しくわかっていないことも多が、謎の多い生き物です。
 このオオサンショウウオ、北栄町の山間部の河川で多くの目撃例・保護例があったことから、現在も生息しているものと考えられます。これまで、亀谷・下種・上種・西高尾・東高尾・米里の河川上流区域で確認されたのは、小さいもので30cm、大きなもので100cm前後もおりました。
 
オオサンショウウオ生息地の画像その1
平成16年12月に上種でみつかった個体
(体長60cm、体重2kg弱)
オオサンショウウオ生息地の画像その2
平成15年10月に亀谷でみつかった個体。
 (体長72cm、体重2.2kg)

   
オオサンショウウオ生息地の画像その3 保護したサンショウウオは、体長・体重・足指の状況・頭の模様・尻尾の状況などの記録をとったあと、みつかった場所に放流します。ただしその場所が工事などの影響を受ける可能性がある場合は、さらに上流に放流します。 
 これは、右上写真のオオサンショウウオを放流しているところです。

 ※参考:オオサンショウウオを見つけたら