庁舎統合について、議員間討議を実施!


 平成27年第7回定例会(9月定例議会)において、「一般会計補正予算に対する修正動議」について討議を求める動議が提出されました。        議員間討議が行われるまでの経過 並びに 討議の内容 をお知らせします  

   議案第94号一般会計補正予算(第4号)に、庁舎統合のための経費(別館倉庫の建替え・駐車場の造成 設計費)が盛り込まれていたことを受け、前田栄治議員、池田捷昭議員 から修正動議が提出されました。

 

理由

 合併特例期限内に両町の融和を図り合併できるよう、分庁舎方式にして、町民に納得してもらい議決した経緯がある。その当事者たる松本町長が、北条地区の住民には不便をかけると発言しているにもかかわらず、合併特例債が使える期限内に財政的、行政的に必要のない庁舎統合を提案すること自体、背信行為だと考える。
私たちは当時の議員であり、責任ある議決をした者として、到底賛成することはできない。

 議案第94号平成27年度北栄町一般会計補正予算(第4号)に対する修正動議
 (庁舎統合整備費 843万3千円をすべて予備費に組み替え、庁舎統合整備事業(債務負担行為)312万5千円を削除する。)


池田捷昭議員から、修正案に対する議員間討議を求める動議が提出されました。


 この動議は、一人以上の賛成者がありましたので、先決動議として議会にはかられました。

 起立採決の結果、多少の判断が付かないため記名投票による投票が行われました。

 投票結果は、 賛成7:反対7 となり、可否同数のため、議長採決が行われました。

 議長:「今回提出されました議会基本条例第10条には、『各議員が自由かっ達な討議により町民に説明責任を十分果たさなければならない。』と記載されております。これまでも、十分とはいえなくても議論は重ねてきておりますが、更なる熟議を重ねることをお願いし、私は北栄町議会基本条例第10条の規定に基づく討議を行うべきと決定いたします。」

 本会議において、議員間討議が行われることに決定しました。
 北栄町議会では、初の試みとなりました。
                   

  討議の内容は、会議録検索システムからごらんいただけます。