北栄町シニアクラブでは、5月8日(月曜日)中央公民館大栄分館において、今年初めての5月総合学習として、「めざせ!健康ライフ。健康寿命を延ばそう!~シナプスプソロジーと姿勢~」をテーマに、健康で長生きし、活き活きと日常の生活をするための心構えなどを学びました。

 まず、シニアクラブ道祖尾会長あいさつの後、まずは初めに、講師のシナプソロジーインストラクター 垣田 千代先生から指導をいただきました。

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 「シナプソロジー」とは、ジャンケンなどの基本動作をしながら、脳の認知機能に刺激を与え続け、脳を活性化させるプログラムで、学習では、8つの運動メニューを紹介していただきながら楽しくまなびました。

 特に、基本動作ができることが目的ではなく、出来なくても新しい刺激を与え、反応し続けることによる脳の活性化と集中力、注意機能、協調性、積極性の感情などの向上に効果があることをまなびました。

 参加者は、身体・精神・社会的に満たされる本来の「健康」を目指そうと確認しました。

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 続いて、講師の姿勢教育指導士 熊谷 春美先生から「姿勢」について指導をいただきました。

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 人は、日常生活のほとんどは体の前で手を使い作業をし、その日常生活を長年何気なく続けていくことで、その「悪い姿勢」が当たり前(形状記憶)となってしまい、日常生活ではその「悪い姿勢」が逆に「楽な姿勢」と悪い循環となっているようです。

 また、人によっては、日常動作のクセだけではなく、仕事内容や利き手を主に使うスポーツなどでさらに身体をゆがめている要因もあります。

 特に「悪い姿勢」の代表は「猫背」であり、立つときはきれいな姿勢でも座ると猫背になりやすくなってしまい、このような「姿勢」のゆがみなどの要因により、首こりや肩こり、腰痛、手足の痛みやしびれ、疲れやすい、胃のむかつき、不眠などいろいろ不調につながり、生活に支障が出て「健康寿命」が短くなる恐れがあることをまなびました。

 最後には、「姿勢」の改善方法として、

1 良い姿勢を意識する

2 悪い姿勢をリセットする

を意識し、本来あるべき姿の大切さを知り正しい姿勢を実践することが大切で、そのひとつの方法として「キャットストレッチ」の指導をいただき実践しました。

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 この「キャットストレッチ」はいつでもどこでも出来る猫背ストレッチで、読書や仕事の合間に2から3回、1日20回程度続けることで背骨回りの筋肉のクセをほぐし、背骨を柔軟にしていくことできることを指導いただき、参加した皆さんは、早速、日常での実践を目標に取り組もうと話し合っていました。



 

 次回は、5月22日(月曜日)中央公民館において、コース別学習を開催します。

 多くの皆さんのご参加をお待ちしています。