北栄町の人物伝 「武信佐五右衛門と潤太郎」~日本近代化の先駆けと大山信仰~

 江戸時代末の日本では、相次ぐ外国船の来航など対外危機の高まりを受けて、各地で海防の取り組みが急激に進められてきた。

 鳥取藩では財政状態が厳しい中、地域の平和を守るため領内瀬戸村の大庄屋である武信(たけのぶ)佐五右衛門が献金し、地域の民衆が結集する形で、六尾(むつお)反射炉・由良台場が造られた。技術面は岡山県美作(みまさか)出身(西田家)の西洋砲術家で、各地で修業した後に武信家の養子となった武信潤太郎が担当し、明治以降の近代化の先駆けとなった。当時最新の西洋の技術を駆使して民営で由良台場や六尾反射炉を建造し、諸藩の海防に大きく貢献した。

 また、佐五右衛門は大山寺に大燈籠や水鉢等を寄進し、大山に参拝する人たちを接待する場所を設けるなど信仰にもあつく、また、境港の融通会所(金融機関)では鉄を扱うなど幅広く商売を行っていた。

 今回の展示では二人が行った事業を実物資料・模型・文書などを通してその足跡を紹介します。

開館時間・休館日・入館料

    午前9時~5時(最終入館 午後4時45分)

    月曜日(祝日の場合は翌日)・祝日の翌日(土日除く)

    無料

催し物

ギャラリートーク

   日時:2月18日(日曜日)午前10時30分より

   講師:鳥取県立博物館 大嶋 陽一 学芸員

北栄町図書館 郷土史入門講座

   日時:3月17日(土曜日)午後1時30分より

   講師:東京都品川区立品川歴史館 冨川 武史 学芸員

   演題:「鳥取藩が見た日本近代化-ウェスタンインパクトと台場・反射炉-」

   場所:北栄町図書館

*この企画展は「橋津台場」(湯梨浜町)「赤崎台場」(琴浦町)と連携し開催します。

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