北栄町シニアクラブでは、12月5日(月曜日)中央公民館大栄分館において、12月総合学習として、「くらしに潜む危険から身を守るために」をテーマに開催しました。

 今回は、講師に鳥取県中部消費生活センター 相談員 前田 薫子さんを迎え、昨今におけるさまざまな詐欺事案と手口、詐欺に引っかかってしまう原因とその予防方法について講演いただきました。

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 講演では、「特殊詐欺」といわれる「還付金詐欺」や「架空請求詐欺」などの種類や内容、高齢者がかかりやすい詐欺やその手口をビデオをまじえてお話いただきました。

 その後、このような「特殊詐欺」から身を守る方法として自宅固定電話を留守番電話にしておく「留守電作戦」などの防止方法や「クーリングオフ」の制度を学びました。

 商品の購入などの契約行為は、自分自身が自発的に購入したりするものであり、させられるものではありません。したがって、自分の意思と責任をしっかり持ち、言葉巧みに業者が言ってきても「要りません」「おことわりします」をはっきり言うことが必要であり、「結構です」などあいまいな返事をしないことを確認しました。

 また、一人で抱え込むこんで悩むことなく、家族や友人に相談したり、役場やセンターへ相談することも出来ることも確認しました。

 最後には、クーリングオフにまつわるクイズや「要りません!」を応える練習、「消費者トラブル撃退ソング」をみんなで歌い学習を終了しました。

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 次回、12月コース別学習は、12月19日(月曜日)中央公民館で開催します。