砂丘開拓

 ライヴドアブログ(過去の展示などについてもご覧いただけます)

 

【開催期間】平成29年7月14日(金曜日)~8月27日(日曜日)

【開館時間】午前9時~午後5時 (最終入館 午後4時45分)

 【休館日】7月18・24・31日、8月7・14・21日

 【入館料】無料

  北栄町にはスイカ・長芋・ブドウ・らっきょう等多くの作物が栽培され広大な砂丘地には豊かな作物が実っていますが、ここに至るまでには先人たちの多くの努力があって現在の姿となっています。

  近世においては米を中心とした農業が経済の基盤であり、人口の増加に伴い荒地・山野を開墾し田畑を増やすことが急務とされました。特に天保時代には災害や大飢饉があり多くの餓死者が出るなど深刻な食料不足に陥りました。当時、その状況を目の当たりにした枡田新蔵(文化14年~明治37年)は、朋友と安政3年砂丘地の開発を真剣に考え藩に開拓を願い出て多くの田畑の開墾を手がけました。

  北栄町の長い歴史の中で、人々はその時代に応じて様々な形で砂丘地の開発に取り組んできましたが、今回の展示では枡田新蔵が取り組んだ新田開発を枡田家文書資料とパネルを通し紹介します。

 当時の絵図が壁一面に貼られ、現在当たり前に私たちが目にしている風景の前身であり、それなくして砂丘地農業は今のように発展していなかったことでしょう。さらに、前回の企画展示で「嫁殺し」と呼ばれた水汲み桶とつなげて展示を観賞していただくと、より開拓の偉大さ、すばらしさなどが伝わってくるものと考えます。

 ぜひ先人たちの未来への置き土産をご観賞ください。