食中毒の原因となる細菌が繁殖しやすい時期です。
食品の取り扱いには十分注意して、食中毒予防に努めましょう。
家庭でできる食中毒予防
食中毒は、原因となる細菌やウイルス、有害な物質が付着した食品を食べることにより、嘔吐、腹痛、発熱、下痢などの症状を起こすもので、感染力が強く、重症化することもあります。
食中毒菌が食べ物についても、腐敗と違って色や臭いで見分けることが出来ませんので、次の事に十分に気をつけて食中毒から家庭を守りましょう。
食べ物を買うとき
肉、魚、野菜などは新鮮なものを購入しましょう。
表示のある食品は消費期限などを確認しましょう。
肉や魚介類の汁が他の食品につかないように、ビニール袋などに分けて包んで帰宅しましょう。
冷蔵、冷凍などの温度管理が必要な食品は、購入したらできるだけ早く持ち帰るようにしましょう。
食べ物を保存するとき
冷蔵や冷凍が必要な食品は、すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
冷蔵庫は詰め過ぎに注意しましょう。
調理をするとき
調理をするときは、せっけんと流水で手を洗いましょう。
加熱して調理する食品は、中心部まで熱が通るように十分加熱しましょう。
調理済みの食品を再加熱するときは、温めるのではなく、十分に加熱しましょう。
包丁やまな板は肉、魚介類用と野菜用で使い分けましょう。
食事をするとき
食事の前には石けんでしっかり手を洗いましょう。
できあがった料理は室温に長く放置せず、早めに食べましょう。
後片付けをするとき
布巾やタオルは清潔なものを使いましょう。
包丁やまな板などの調理器具、スポンジ、布巾等は熱湯または漂白剤で消毒しましょう。
テイクアウト販売等の食中毒予防
町民の皆様へ
弁当等のテイクアウトや宅配(出前)サービスを利用する際は、購入後すぐに食べる等食中毒予防を心がけましょう。
テイクアウト販売等を行う飲食店の皆様へ
店内で食べられる食品と比べ、作ってからお客様が食べられるまでの時間が長くなります。気温が高くなるこれからの季節は、食中毒のリスクがさらに高まります。普段以上に衛生管理に注意しましょう。
【参考】
厚生労働省 「食中毒」
鳥取県 くらしの安心推進課 「食中毒」