移住者の声
秋山 祐子 さん
北海道出身
平成29年7月に北栄町へ移住
(写真右:祐子さん/写真左:旦那さん)
<移住のきっかけ>
以前は東京都で介護職に従事していました。夫が40歳になるのを機に、出身地である鳥取県へUターンを考え始め、東京駐在の鳥取移住コーディネーターに相談に行き、相談会に参加するなど、仕事や移住先を探し始めました。
夫婦二人で協力してできる仕事で、自分たちの頑張った分成果の出る農業に魅力を感じ、新規就農を目指すことを決めた矢先、北栄町で地域おこし協力隊が募集されていることを知り、内定とともに移住してきました。
<北栄町での暮らし>
地域おこし協力隊を退任後、「大栄西瓜」や「ねばりっこ」を主要品目として新規就農しました。不安もたくさんありますが、楽しんで農業を行っています。
生活する中では、地域の方のあたたかさやつながりの大切さを感じています。就農してすぐ、長芋の集荷用コンテナがなく地域の方に相談したことがあったのですが、その話が色々な方に広まっていき今ではたくさん集まりました。他にも色々といただいたり借りたり、大変お世話になっているところです。
また、移住した当初はご近所付き合いが不安だったのですが、息子が生まれたときに孫が使っていたというベビー用品やおもちゃを持ってきてくれるなど、色々と気にかけてくださって、今では地域の方が親戚のように頼りになる存在です。
<北栄町の魅力>
思っていたよりThe・田舎というわけではなく、町内に日常生活で必要な施設はそろっていますし、自動車があれば県内の移動も楽にできるのであまり不便だとは感じません。
また、とにかく野菜や果物がおいしいです。移住前よりも新鮮なものを安く手に入れられます。優しい方も多く、様々に 助けてくださりとてもありがたく感じています。
<北栄町で農業を始めたい人へ>
まず、自分がやりたい農業のスタイルをイメージして作物ごとの繁忙期をふまえ自分に合っている作物を決めることが大切だと思います。
地元の方は、思いを持って本気で農業をやりたいと思っている人を応援してくれると感じています。
<今後の目標>
さらに技術や知識を身に着け、作業効率を考えて作業スピードを上げていきたいです。
また、遊休農地の活用や人を雇うことで農業の拡大を進めていけたら、と思っています。
いつかカフェのような家を建てることが夢です。
ふるさと鳥取県定住機構が製作しているトットリ若者IJUターン情報誌「Turn」にも掲載されています。
ぜひご覧ください!
トットリ若者IJUターン情報誌「Turn」vol075.pdf