特定健診とはどのような健診ですか?

 平成20年度から「高齢者の医療の確保に関する法律」により各医療保険者に義務付けられたものであり、対象者は当該年度内に 40歳から74歳(75歳の誕生日を迎える日まで)である被保険者とされています。本健診は主として生活習慣病の原因とされる内臓脂肪症候群(メタボリック・シンドローム)を発見し、生活習慣改善につなげるのが目的です。

現在、通院中(治療中)なのですが、特定健診は受けられるのですか?

 特定健診では拘禁者や妊産婦などは対象外になりますが、治療中の者を対象外とするようになっていません。現在、医療機関に通院中(治療中)の方も受診できます。

病院で治療の一環で様々な検査を受けているのに特定健診も受けなければならないのですか?

 病院で治療の一環として受ける検査と、この特定健診は目的がまず違います。また病院での検査は、必ずしもこの特定健診の項目を全て満たしている訳ではないので、仮にその結果を持参しても現時点では特定健診を受けたこととすることはできません。

普段通っている医療機関では特定健診を受診できないのでしょうか?

 40~74歳の方については中部地区の医療機関で個別健診として、特定健診を受診することができます(40~74歳の方については同封されている別添リストを御覧下さい。)それ以外の方は現時点では受診できません。

私には受診券などが届いたが妻には届かなかった。どういうことですか?

 妻が常勤であって社会保険又は共済組合の加入者の場合は、妻の場合は勤務先等で事業主健診等を受診することで、特定健診受診に代えますので、そちらから案内があると思われます。

妻が社会保険の被扶養者で、以前は町で基本健診を受けていたのに受診券が届かなかった。私は職場で健診を受診するのだが妻はどうなるのですか?

 特定健診は加入の保険者が実施するため、妻の特定健診は加入の社会保険等が実施することになります。基本的には社会保険等からの案内をお待ち下さい。なお、希望しないと案内等を送付しない保険者もあるようですので、健診受診を希望される方は、各保険者(もしくは扶養している方の勤務先)へお問い合わせ下さい。

会社の社内報で妻(被扶養者)は居住地の市町村での健診が受けられると書いてあったのですが、北栄町で受けられるのではないですか?

 特定健診では集合契約という方法で、社会保険の方でも本町の集団健診会場で受診できるようにしています。詳細は各保険者にご確認ください。

 

私は、パート先での健診を受けられるようなのですが、それでも特定健診を受診しなくてはなりませんか?

 国保に加入している方がパート先など雇用先で雇用主が行う労働安全衛生法に基づく事業主健診を受診される場合、事業主健診は特定健診の項目を網羅していますので、その結果を健康推進課国保医療室へ持参していただければ特定健診を受診したものとすることができます。

私は、個人的に人間ドックを毎年受けているのですが、やはり特定健診を受診しなくてはならないですか?

 人間ドックも特定健診の項目を全て網羅するものであれば、その結果を健康推進課国保医療室へ持参していただければ特定健診を受診したものとすることができます。

私は健康は自分で管理するものと思っています。わざわざ出向いて特定健診を受けるのも煩わしいです。特定健診が世間の注目を集めているようですが、特定健診を受けないことで、何か罰則でもあるのですか?

 特定健診を受けなかったことによる個人への罰則等はありません。
 しかし、特定健診は保険者(北栄町国民健康保険)が被保険者の方に実施する義務があるとされています。皆様の積極的な御協力(健診受診など)をお願いいたします。 (※高齢者の医療の確保に関する法律第118条及び第120条の2)