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建具をはずして作業をはじめます。

今回は、建具の「ガラス部分」と「障子部分」にポリカーボネートを貼っていきます。使用するのは中に空気層があり、断熱に適している中空ポリカです。

 

建具も、畳と同じように、元々あった場所に戻せるように、位置と方向をメモしたものを建具に貼っておきます。

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角が直角か、ゆがんでないか確かめ、寸法を測ります。
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ポリカーボネートを寸法に合わせて切っていきます。

切るときは大型のカッターナイフを使います。

ポリカーボネートは夏に少し膨張するので、上下左右1mm小さくなるように切断しました。

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切り出したものを合わせてみます。
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きちんと合うようにmm単位でサイズを調整します。
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ポリカーボネートに貼ってある保護シートをはがし、側面の空気がとおる側にセロテープを貼って、空気が入らないようにします。

ポリカーボネートに傷が付いてしまうので、保護シートは貼る直前まではがさないようにしましょう。
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ビスでとめる部分に錐で下穴を開けます。
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ビスでポリカーボネートを固定します。
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違うタイプの建具です。この建具もガラスと障子部分にポリカーボネートを貼ります。
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完成した建具です。

 

ポリカーボネートが貼ってありますが、特に違和感は感じられません。

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建具を元に戻します。
建具と建具の間からの空気の流れを止めるため、隙間テープを貼ってふさぎます。

今回は隙間テープは起毛タイプを使いました。

これで完成!