平成31(2019)年3月、生徒にとって望ましい部活動の実施環境を構築するため、「北栄町立中学校の部活動方針」を策定しました。

 

北栄町立中学校の部活動方針(平成31年3月策定)

 

北栄町立中学校の部活動方針の概要

 基本方針

 生徒にとって望ましい部活動の実施環境を構築するという観点に立ち、地域、学校、競技種目、分野及び活動目的等に応じた多様な形で最適に実施されることを目指します。

 

 適切な運営のための体制整備

・校長は、町方針に則り、「学校の部活動に係る活動方針」を策定し、以降適宜見直し・更新をします。
・部顧問は、活動計画等を作成し、校長に提出します。
・校長は、活動方針等を学校のホームページへの掲載等により公表します。

 

  合理的でかつ効率的・効果的な活動の推進のための取組

・校長・部活動の指導者(部顧問、部活動指導員や外部指導者)は、生徒の心身の健康管理、事故防止及び体罰・ハラスメントの根絶を徹底します。
・部活動の指導者は、各活動内容の特性等を踏まえた合理的でかつ効率的・効果的な練習方法の積極的な導入等により、休養を適切に取り、短時間で効果が得られる指導を行います。

 

 適切な休養日等の設定

 休養日

・学期中(長期休業中を除く。)は、週当たり2日以上の休養日を設けます。
 (平日は少なくとも1日、週末は少なくとも1日以上を休養日とします。)
・週末に大会参加等で活動した場合は、部活動休養日を他の日に振り替えます。
・長期休業中も、学期中に準じます。また、ある程度長期の休養期間を設けます。

 

 活動時間

・1日の活動時間は、長くとも平日では2時間程度、学校の休業日(学期中の週末を含む)は3時間程度とします。
※「活動時間」とは、スポーツ活動時間及び練習、実演、実験等の時間を意味しており、会場への移動、準備、片付け、ミーティング、試合間の休憩、見学等は含みません。 

 

 生徒のニーズを踏まえた環境の整備

・教育委員会及び校長は、生徒がスポーツ、芸術文化等の活動に親しむ機会を充実する観点から、学校や地域の実態に応じて、地域の人々との協力、各種団体との連携、保護者の理解と協力、民間事業者の活用等による、学校と地域が協働・融合した形での地域における持続可能なスポーツ、芸術文化等に親しむ活動の環境整備を進めます。

 

 学校単位で参加する大会等の見直し

・各学校の運動部・文化部が参加する大会数の上限は以下を目安とします。
 運動部:原則として学校体育団体の主催若しくは共催する大会
 文化部:原則として中学校文化連盟の主催若しくは共催する大会
・それ以外の大会への参加については、本方針の趣旨を踏まえ、生徒の教育上の意義や、生徒や部活動の指導者の負担が過度とならないことを考慮して、実態に応じて各学校において定めます。