
中井 知恵美 さん
ラテンジャズピアニスト
倉吉市出身 令和2年10月にアメリカ合衆国から
<移住のきっかけ>
学生時代からジャズやラテンに興味を持っていて、大学卒業後ラテン音楽を学ぶため本場ニューヨークへ移住し、語学学校や音楽学校での勉強を経て、22年間ラテンジャズピアニストとして活動しました。向こうでの生活は忙しく目まぐるしいものでしたが、刺激的でとても楽しい日々でした。
2019年に3枚目となるCDをリリースしたことがきっかけで、「ニューヨークでやりたいことはやり切ったかな」という気持ちになり帰国を決断しました。
ちょうど新型コロナウイルスがアメリカで流行してきていたので、すぐには帰国できず2020年の秋に帰国し、母方の実家がある北栄町へ移住してきました。
<北栄町での暮らし>
子どものころ毎年夏休みは家族に連れられて北栄町へ来ていたので、自分の故郷のようなものですが、実際住んでみて自宅に作った小さな畑で野菜をつくったり、季節の移ろいの中で風を感じたりと、日本や北栄町のよさを発見しながら楽しく暮らしています。
<日本・北栄町の魅力>
帰国してきて一番思うのは、日本って本当に素晴らしい国ということです。お店には何でもそろっているし、インフラもどこでも整備されている。アメリカから帰ってきて「日本」のすばらしさを再認識しています。
北栄町は、とにかく「人」が素晴らしいという印象です。交通の便は少し悪いですが、とっても人が優しくて住み良い町です。
<現在の活動>
現在は自宅でピアノのオンラインレッスンを行ったり、サルサバンドを結成してライブ活動をしたりしています。昨年は倉吉農業高校太鼓部と共演するなど、ラテン音楽と地元の高校生のコラボ演奏も行いました。
<今後の目標>
今後は結成したバンドの活動などを通して、鳥取県にジャズ、ラテンを普及していけたら楽しいなと思います。