オオサンショウウオとは
世界最大の両生類で、国の特別天然記念物に指定されている貴重な生き物です。
別名「はんざけ」「はんざき」とも呼ばれます。
生息地
西日本の山地、なかでも中国山地は日本有数の生息地となっています。
北栄町内では東高尾、西高尾、亀谷、比山、岩坪、大島、東園、米里で発見例があります。
発見した際には
オオサンショウウオを無断で捕まえたり、家で飼育したりすることは文化財保護法により禁止されています。
また、噛みつかれる危険性があるため、不必要に触ったり動かしたりしないでください。
北栄町内で見つけた場合には、教育委員会生涯学習課(電話:0858-37-5871)にご連絡をお願いします。職員が現地で確認し、記録(体長、体重、頭の模様、足指の状況、尻尾の状態等)をとった後、保護された場所もしくは安全に生息できる場所へ放流します。
なお、死体を発見した場合であっても、記録をとる必要がるためご連絡をお願いします。
上種で発見されたオオサンショウウオ
平成16年12月に上種付近で発見されたオオサンショウウオです。
下種「水辺の学校」建設に伴う事前生息調査で見つかり、東高尾に放流しました。
体長61cm、体重1.92kgでした。
原で発見されたカスミサンショウウオ
北栄町内ではオオサンショウウオのほか、カスミサンショウウオと呼ばれるオオサンショウウオの仲間が見つかっています。
このカスミサンショウウオは天然記念物に指定されていませんが、生息数が減少しており、レッドデータブックとっとりでは、絶滅危惧2類に指定されています。