鳥取県農作業安全・農機具盗難防止協議会では、令和6年3月1日~5月31日の3か月間を、

「鳥取県 春の農作業安全運動」とし、農作業安全啓発に取り組みます。

 

春の農繁期は、トラクターや動力運搬機などの乗用農業機械を使って作業を行う機会が増えることから、毎年この時期から事故が多く発生します。また、気温が高くなり始める5月頃から、熱中症による事故の発生もみられるようになります。

農業機械の運転・操作時の安全確認や安全装置の確実な利用により、事故の発生防止や被害軽減に努めましょう。
また、安全に農作業できるよう、家族や地域で声をかけ合いましょう。

 

【春の重点注意事項】

農作業事故は自分ごと~「安全装置」と「安全確認」で“もしも”に備えましょう

 

(1) トラクター使用時には、「ヘルメット・シートベルト着用」や「安全キャブ・フレームの利用」を徹底しましょう。
(2) 動力運搬車や農薬散布車等の乗用機械を発進する時は、「走行レバーの進行方向の確認」と、後退時の「後方や足下の状況の確認」を徹底しましょう。
(3) ほ場や農道などの危険な場所や作業を点検し、危険箇所のマーキングや作業の注意点を確認しましょう。
(4) トラクターなど農業機械で公道走行する際には、必要な灯火器等を設置しましょう。
(5) 集落内の危険な場所や作業を点検し、危険箇所のマーキングや作業の注意点を確認しましょう。
(6) 季節の変わり目は体調に注意が必要で、春先から熱中症が増加します。日頃から体調管理に留意し、体調が悪い時は無理せず休養しましょう。